ちょっと生きづらさを抱えた人へ、気持ちを楽にするためのお手紙です。

魂のランクの高い人は、魂のランクの低い人を蹴落とす存在である

わたしの周りには、スピリチュアルな思想を持つ人が多い。

「起きることにはすべて意味がある」
「現世は修行の場。辛いことも前世からの宿題」
「戦地に生まれるのはそこで修行すべきことがあるから。平和な日本に生まれたのは魂のランクが高いから」

もし彼女たちが、辛い人生を送ってきた末に辿り着いた思想なら、とても素晴らしいと思うが、そういうことを言うのは、いわゆる恵まれた人たちばかりだ。
美輪明宏様の受け売りである。
ちなみに、三輪様は壮絶な人生を歩まれている方なので、彼の言葉自体には重みがあると思っている。

わたしは他人がどのような思想を持っていようが、この人はそういう思想を持っている、ということを受入れることにしている。
思想自体は受け入れなくても、相手を批判しないし、反論もしない。

でも、この思想に対しては、心の中では思ってしまう。
この人、自分がレイプされても同じこと言えるかな。
少年兵になって戦場に出て、何の修行になるんだろう。
虐待されて産まれてすぐに死んでしまう赤ちゃんにとっても、その意味があるんだろうか。

前世を持ち出されて、どんな酷いことをされても、それが起こるだけの理由があるなんて言われたら、本当にやりきれないなあ、と思う。

彼女たちのような魂のランクが高い人たちは、魂のランクが低い人たちを導く存在らしいけど、わたしは知ってるんだ。
辛い思いをしている人に、「前世からの宿題」、なんて言ったら、相手を追い詰めて蹴落とすだけだと。

自分が前世でどんなに極悪非道なことをしてきたのだとしても、何をしたから知らないし、変えられない。
現世でどれだけの罰を受けて、どれだけの懺悔をすれば許されるのか、わからない。
そんな答えのない問題を与えたって、導くどころか迷子になるだけだ。

魂のランクなんか低くて良いから、痛みに寄り添える人、理不尽なことには一緒に怒れる人のほうが、わたしは好きだ。

当ブログのこころとからだの記事まとめ



当ブログのこころとからだの記事まとめ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください