ちょっと生きづらさを抱えた人へ、気持ちを楽にするためのお手紙です。

あなたがいなくても大丈夫

自分がいなきゃ駄目、と思えることも大切だけれども、必ずしもそうではないかもしれない。

友人は、母親と、おばあちゃんと3人暮らし。
母と祖母は折り合いが悪く、ことあるごとに衝突を繰り返しては、友人がなだめたり、とりなしたりしてきた。
あるとき、友人は転勤が決まり、家を出ることになった。
彼女は、もし自分がいなくなったらどうなってしまうのか、毎日悩み続けたけれども、転勤はどうにもならない。
結局、家を出て、勤務地へと引っ越した。

転勤先での生活が落ち着いた頃、彼女が帰省すると、母親と祖母の関係は、劇的に改善していたのである。
ふたりきりで暮らしていくのだから、お互いを思いやらなければ暮らしていけない。

自分がいなきゃ駄目だと思っていても、自分がいなくなることで改善することもある。

これは、あなたはいなくても良いんだと言っているわけではない。
ただ、自分がいなくちゃ駄目だと思って、やりたいことを諦めているならば、自分がいなくてもなんとかなるんじゃないかって、考えてみるのも良いと思うの。

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