ちょっと生きづらさを抱えた人へ、気持ちを楽にするためのお手紙です。

親を連れての旅行先に草津温泉を選んではいけない理由

ここ数年のことですが、年に一度、母を旅行に連れて行っています。
2019年は草津温泉に行きました。

率直に言って、草津温泉を選んだのは失敗でした。
田舎の年老いた親を連れて行くのに、草津温泉を選んではいけない理由をご説明します。

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草津温泉の観光客は(体感で)日本人より中国人が多い

わたしの体感値で正確なデータではないけれど、草津温泉の観光客は日本人より中国人が多いのではないでしょうか。

ここまでお話しすると、「ああ、中国人はマナーが」みたいなリアクションをされるのですが、そういうことじゃないです。
今どきの中国からの観光客はもう何度も日本に来ていて慣れているので、日本の風習も知ってますよ。
別にマナーが悪いとか、そういうのはないです。

それだけ中国からの観光客が来ているだけに、草津温泉という場所は、完全に中国のほうを向いているわけですよ。
お金を使わない日本人なんて、お呼びじゃない。
以前のような、風情や味わいのあるお店も減りましたね。
日本人が居心地の良い場所ではなくなっていました。

自分の親のマナーにショックを受けた

田舎の親にとって中国人って珍しかったんだなあ。
外国人をジロジロ見たり、「日本人じゃないんだね」などとヒソヒソ言ってきたり、その非常識さにショックを受けました…。
たしなめたら、「どうせわからない」とのたまう。
さらにショックを受けました…。

わたしという生きづらい人生を送るに十分な影響を与えた、エキセントリックな人だとは知っていたが、やっぱり親にがっかりしてしまうというのは、本当にキツイです。

ちょっとだけ脱線。チャイナ依存のビジネスはヤバイ

ちょっとだけ脱線します。
個人的には、チャイナに依存するビジネスってヤバイと思うんですよ。
チャイナに限らず、なにかひとつに依存することはリスクがあります。
ひと昔前の銀座にあふれていた中国人観光客はどこ行ったんだろ、って当時の銀座を知る皆さんは思いませんか。
つまり中国からの観光客がずっと草津温泉に来続けてくれる保証なんてないでしょ。
中国人が来てくれる前提のビジネスで、大丈夫なんでしょうか。
銀座もちょっと寂れたというか、庶民的になったと言うか。

少なくともわたしはあと5年は草津温泉へは行かない

話を元に戻すと、草津温泉は中国のほうを向いているから、日本人はお呼びじゃないみたいだし、しばらく行かなくて良いですね。
自分の親が無教養な田舎者だという認識がある人も、気まずい思いをするので、やめておいたほうが良いでしょう。
温泉はとても気持ち良かったし、本当は楽しい旅の思い出を書ければ良かったけれど、親孝行で温泉でも行ってみようか、という方もいらっしゃると思うので、お気を付けください。

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