ここに書くことは、あくまでもわたし個人の意見なので、
自分で判断してください。
どこで聞いたか失念しましたが、
方位取り(祐気取り)を長く続けている方は、たまには凶方位へ行ったほうが、
運気のバランスが取れるという説を聞きました。
冠婚葬祭や出張など、常識的に考えて行ったほうが良いことには、
行ったほうが良いと。
これは一理あるなぁと思いました。
事務職や専業主婦など、方位取りの結果が目に見えにくい人たちは特に、
方位取りのやりすぎで間違った方向に進んでしまうことが、あると思うんです。
自分の経験としても。
転職したいとか、離婚したいとか、違う世界に行けば幸せになれるんじゃないか、
っていうのは、まず間違いなく幻想。
自然に湧いてきた気持ちならまだしも、
もし、誰かに言われてそんな気になったのなら、要注意です。
自分を新しい環境に置くと、頑張らなければいけないことが増えます。
頑張っているから人生が充実していると、その時は錯覚できます。
でもその錯覚は長続きしなくて、方位取りをしているのに辛いことは起こって、
転職したいとか、離婚したいとか、違う世界に行けば幸せになれるんじゃないか。
その繰り返し。
熱心に方位取りをし、自分の居場所を変えた人たちは、
宗教にはまった人、怪しげな自己啓発セミナーに通う人、
心の病気になった人、自殺を図った人、独りでわびしい生活をしている人、
客観的には幸せになっていません。
だけどたまに凶方位に行っておけば、ブレーキを掛けられると思うんです。
凶方位には絶対行ってはいけないと指導しているところもあるし、
その人を信じるならそうすれば良いけれども、違う説もあるよ、というお話でした。