ちょっと生きづらさを抱えた人へ、気持ちを楽にするためのお手紙です。

愛する努力、愛される努力、やめました。

女子高生がたくさん電車に乗っている時間帯の女性専用者車には、
おじさんもたくさん乗っているし、
他の人と間を空けて座れるほど空いてる車内で、おじさんは女子高生の隣に座る。
女子高生の磁力って強力だなあ、と思っているみすくです。こんにちは。

さて、ここ半年ほど自己啓発本を読んでは、
自分を愛する努力、人を愛する努力、愛される人間になる努力をしてきましたが、やめました。
自分を好きになる系の自己啓発本の内容は大体同じです。
「あなたはあなたのままで素晴らしい」
「あなたの存在には意味があるからこの世に生まれた」
「あなたはオンリーワンだから価値がある」
だから、自分を大事にしましょう。
大事にするために、自分を褒めましょう、ご褒美をあげましょう。

でもね、例えばわたしが死んでも誰も困らないし、悲しむ人もいません。
それでもわたしはすばらしくて意味も価値もある存在だ、と思い込もうとするのは無理があります。
何をしても何も変わらなかったし、むしろ自分自身への嫌悪感や罪悪感を感じました。

だったら、自分に価値があると思い込むための努力をするのではなく、
少しでも価値のある人間になることを目指すほうが、現実的だと思うんですよね。
あなた自身のために住む家はきれいにしましょう、よりも、
きちんと暮らすこと自体には何かしら価値があるし、部屋が汚かったら自分を責めるから。
好きなものを食べて自分を甘やかしても良いんですよ、よりも、
おいしいものを知っていれば、その知識が役に立つかもしれない。
このほうが、しっくり来ます。

自分を好きになる努力をやめたら、とても楽になりました。
ポジティブ思考、自愛って、一種の宗教だと思う。

Good Day

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